シンガポール競馬の紹介

シンガポール競馬場・クランジ

概略

シンガポールターフクラブの競馬場は、市街地より北へ20キロほどのクランジに位置しております。その広さは、81.2ヘクタールです。競馬場は、便利な高速道路とアクセスしており、地下鉄(MRT : Mass Rapid Transit)のクランジ駅も競馬場に隣接しています。 チャンギ国際空港からも30分程でアクセスすることができます。競馬場のレースは、投光照明の下、夜の涼しさを利用して行われます。

 

  

 

グランドスタンド

4層からなるグランドスタンドは、3万人を収容でき、美しい緑の中に囲まれ、シンガポールのトロピカルな雰囲気と調和しています。ガラス張りのグランドスタンドは、正面に大型スクリーンが設置されレースの全容を楽しめる設計になっています。

     

 

 

トラック

コースは、1周2000メートル幅31メートル左回りで、砂地にカリフォルニア大学によって開発された芝エル・トロ・ゾイシアが敷き詰められ、ダートは、ネトロンファイバーで補強されています。多くのテストにより馬のギャロップ時において理想的なクッションを与えるように考えられています。また降雨の多いシンガポールにおいて、この砂を基礎とするコースは、水の吸収性がよく、年間を通してよいコンディションを保ち続けます。

厩舎

エアーコンディションや換気扇(一部送霧機)が設備された広々とした2階建ての厩舎となっています。シンガポール競馬場には約900頭の競走馬が在厩しています。

全ての厩舎は、安全性を第一と考えています。厩舎は、警備員が配置された通用口のみ使用可能で、まわりはフェンスで囲まれています。また多くのセキュリティカメラが昼夜厩舎内外を監視し、警備員により定期的なパトロールも行われています。

   

トレーニングコース

毎日のトレーニングコースとしてシンガポール競馬場には、整備された4つのコースが使われています。レーストラックの内側に幅25メートル1周1500メートルのファイバサンドトラック、さらにその内側に幅20メートル1周1330メートルの芝コース、幅10メートル直線1000メートルのサンドトラックがバックストレート側に、幅8メートル一周500メートルのウッドチップコースが馬場内にあります。また全長50m、幅7.6m、深さ2.3mのトレーニングプールも用意されております。

 

 

 

戻る 次へ